切ないご要望

こんにちは。

ちょっとおセンチになっている

ゆんたまるです(⑅ˊᵕˋ⑅)

今回はご家族様からのご依頼で

いわゆる「汚部屋」にお住まいの親御さん宅の

片付けを納得(説得)させて欲しいとの事。

昔「片付けられない症候群」なんて言葉もありました。

ものがドンドン増えて手に余ってしまうんですよね。

今回の家主(すみません性別など一切伏せたいと思います)さんは

ゴミ収集日に出かけてはそこに出ているものを

いただいて来てしまう…。

廃材や腐りかかった食べ物も。

近所に住む息子･娘からすると悩みの種で

思わず怒鳴ってしまう事もあったのだとか…。

「ご近所迷惑になってる」のは事実ですし

火災なども心配ですもんね。

優しく諭したり、怒ってみせるのも当然と思われます。

家主さんとやっとお話するところまで辿り着いた私。

色々と昔話もしていただきました。

そこから現在のお気持ちも。

素直に話される事は残念ながらありませんでしたが

家主さんのお気持ちは伝わって来たように思えました。

人から見て「ゴミ」であるもの。

多分ですが

家主さんにとって「戦利品」でもあるのですよね。

そして、それと同時に

「自分のPRIDE」

「自分自身」

ここに集まっているもの「こそ」が

家主さんの「価値」だと。

ご本人の心のどこかに、そのお気持ちがあると

私には受け取れました。

そう考えてみると

行政や家族(子供たち)が一方的に

「あなたのPRIDEをブルドーザーで破壊する！」

なんて認められるはずがないのです。

積み上げてきたのは「ゴミ」ではなく「実績」なのですから。

御相手のPRIDEを削らせてください。

あなたの実績や価値を捨てさせてください。

こんな事言われて納得出来るか！です。

私が家主さんにお話したのは

家主さんの価値もPRIDEも素晴らしい事。

そしてそれは「形がなくても尊重される」事。

そしてお子さん方には失礼ながら

ちょっとお説教のような形を取らせていただきました。

家主さんを尊重出来ないのなら

口出し無用✋

退却してください。と😊

家主さんがどこまでご納得下さったのか

私には分かりません。

ただ、大きくシミになってしまっている畳で

一緒に飲んだお茶は

優しい笑顔の中にありました。

家って心の現れなのかもしれませんね♪

昔、学校で「服装の乱れは心の乱れ」とか言われて

ナンセンス(爆)と思ってましたが

あながち、間違いであると言いきれないな〜

なんて、思いました。

「乱れ」と言い切るのは語弊があるだけだな。と（笑）

ちょっと変わったご依頼でしたが

私も整理整頓が大得意！って訳ではないので

整理収納アドバイザーの資格に

ちょっと気持ちを持っていかれそうな予感がしています(資格マニアなんで^^;)

ーーゆんたまるの呟きーー

昔、「沽券に関わる」と言う言葉があったのに

今は聞きませんよね。

私は意地っ張りと言われようと

こだわる事って大切だと思っています。

譲る気持ちも大切ですが

自分の中の大切なものは

ずっと大切にして欲しい。

自分の心を殺してしまうのは

悲しい事だから。

家主さんがこれからの余生を

穏やかに過ごされますように⭐️

最後までお付き合いありがとうございました😊

see you❤