yuntamaru’s blog

訳ありなアタシの生き直しブログ〜反省の日々〜

男と女のモメゴト、不倫、依存症…人生しんどいよねっていう話をぶっちゃけトークしています

困ったさんシリーズ〜特別編〜

 

 

こんにちは♪ 現在、車中の人してます

ゆんたまるです"(ノ*>∀<)ノ

 

私のカレンダーは今日から9月だったからビックリしました…皆さんはいかがでしょうか(*´∀`)♪

ずっと夏休みでいいんです!私(笑)

……お願いだよ (ㅅ˙ ˘ ˙ )♡  ダメ?(笑)

(ご機嫌だな私…大丈夫だろうか^^;)

 

さて、本題っと♪

 

 

人と関わらない人

 

人との関わりは学ぶもの♪

幼少期には お友達を叩いてしまったり、おもちゃを取り合ったり…。

そこで「貸してね」「いいよ」「ありがと」など

覚えていきますよね。

幼い頃、充分にコミュニケーションを学べないと大人になってから一苦労します。

だから親は一生懸命教えるんですもんね😊

ただ、これらの能力は【使わないと衰える】んです。

 

コミュニケーション能力って衰えるの?

 

はい、能力とはおしなべて使わなければ衰えます。

筋肉や頭脳と違いはありません。

退化するとも言えますよね。

 

事例を上げてみます。

 

大学を出るまで大きな問題もなくコミュニケーションが取れていた人が

その後、10年 20年と人と関わらずにいた場合

「時」がそこで止まり

その後退化していきました。

数年は止まっただけで済んだのですが…。

あとは退化と言う表現がピッタリだと

今、通常の生活に戻ったクライアントさんは話しています。

人と話さないで居ると

どんな弊害があるのでしょうか?

 

まず現れたトラブルは

【失言しても謝れない】

これはタイミングを逃してしまうんだそうです。

相手が怒鳴ってきた等の場合でなく

穏やかに説明してくれていても謝れない。

固まってしまっていた。(本人談)だ、そうです。

脳が上手く動かない。

私のところに来てくれた時も盛んに

この言葉を使われていました。

「反応出来ない」という意味だった訳です。

ご本人も焦りが生じたと思います。

 

「時が止まってしまう」とは

私達が想像する以上に怖いことであり

弊害だらけなのかもしれません。

世間とズレた発言も増え

次第に周囲に人が居なくなる。

更に世間が分からなくなる。

悪循環ですね。

 

幼い頃、バブルを体験し(ご本人はうろ覚えだそうですが、育てる人の心理に今との違いがあるかと思います)

クライアントさんは大きくなるにつれ

「働く必要」を感じなくなり、自宅から出なくなりました。

遊びに行く(趣味)時だけ独りで動く。

家族には出かけることも帰宅時間も伝えません。

10年経過する頃には家族ともコミュニケーションを取る事をしなくなってしまったそうです。

理由は【それで通ったから】

実際、そうだったのだろうと思います。

怒られる事もなく10年 20年と経過するうち

本当に自分が悪くても謝り方が分からない。

都合悪くなったら家に帰ればいい。

自分に辛く当たる人とは連絡を取らなければいい。

苦言なんて嫌いだ。

都合のいい人とだけ関わればいいんだ。

 

そう思って生きているのに

友達の居る人に妬みが止まらない。

恋人がいたり、結婚している人が憎らしい。

自由なはずなのに満たされない。

イライラする!

 

このあたりで来訪されました。

 

正直、かなり拗らせてるな…と感じました。

 

とにかく否定が含まれる言葉はクライアントさんにとっては【敵認定】でしたので

幼子に聞かせるように話さなければならず

かと言って、子供扱いは絶対NG(ご本人が耳を塞いでしまう)状態。

しばらく時間が必要でしたが、世間が全て敵!という感情からは逃げられるようになっていきました。

 

そこからは比較的スムーズに

適応する事に集中出来ていたように見えました。

少しは笑顔も浮かぶようになり

アップダウンも見られるように(それまでは全てがダウンでした)

気分が時々でも上向きになるのは

なによりご本人が心地よかったようで

その後の対面も踏ん張りが効いたと仰っていました。

 

働くところまでサポートさせていただきましたが

初めは「またSTARTに戻ってしまった。もうダメだ」と、よくコボしていました。

出勤しては午前中で帰ってきてしまう事も多々ありました。

クビになった事も何度か。

ご本人には「今は浦島太郎なので そこが我慢のしどころ」と話し合っていましたが

現実の厳しさを10年以上のタイムラグがある中で

受け入れなければならないので

挫折もあって当然!

と、ご家族も一緒にサポートなさってました。

 

ちなみに会社で怒られた事に多かったのが

男尊女卑的な発言。

「女なんだからお茶!」と新人なのに威張ったり

「女が何年も働いてるとかおかしい!」と発言したり(この女性は自分の上司にあたります)

「女の方が(女のくせに)上司だなんて!」とも言ってましたね^^;

定職に就くより65歳を迎える方が早かろう。

と皆に言われていたようです。

 

他にも「カラオケは下品」

「酒なんて飲むのはキチ⚫⚫だっ!」

もう、フォローで数日埋まってしまう状態で

指導する方々も疲労困憊でした。

 

 

病院では問題ないと言われる

 

それが嬉しい。

けど正しい見立てなのか?と不安だ。

これをよく言葉にしていました。

生育歴を親御さんから伺うと

(私は医師ではないので控えますが)

ドクター数人、言葉を揃えて

「性格です!」

が、結果でした。

あくまでも「後天的」なもの。

パーソナリティしょうがいではある。

その可能性がある。

基本、性格です。

このような診断書が何通も上がりました。

ご本人は「逃げる事が出来ないって事?」と

ため息をつきながら頭を抱えていました。

 

 

クライアントさんの現在

 

今は本人曰く「中年フリーター♪社会の星!」

と笑ってらっしゃいます。

今でも時々、不適切発言をしがちなようですが

叱られる事は不快なだけなものではない。

と、納得されている様子。

Aさんになら叱られても大丈夫になった!

とLINEが来たりします。

その笑顔だけは無くさないで欲しいと

私も願っています。

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ーーゆんたまるの呟きーー

 

相手を受け入れられない。

自分も周りに受け入れてもらえない。

両方を抱えたご本人は辛かったと思います。

私は初めの頃に

「逃げてきた結果ですよ!」と

かなり厳しい事を言いました。

すごい目で睨んでましたっけ(笑)

とても時間がかかりましたが

変化が出始めるとご本人も楽しくなってくるようです。

これはかなり記憶が鮮明なので

特別編として掲載してみました😊

お付き合いありがとうございました🍀

see you❤